◆試合情報
2022年11月17日(木)
代表親善試合
アルマクトゥーム スタジアム
日本 vs カナダ
1 ー 2
| 得点者 8分 21分 90+5分 | 相馬 勇紀 (日本) スティーブン ヴィトーリア(カナダ) ☜ pick up ルーカス カヴァリーニ (カナダ) |
◆ゴール動画
◆守備の配置

10人での守備をしています。
ゴールエリア内のニアゾーンに2人(⑩,⑱)を配置しています。
ボール付近に1人(㉔)を配置しています。
中央では6人がマンマークで守備をしています。
⑰‐⓫
③‐➓
⑲‐➑
㉖‐➒
④‐➐
⑦‐➏
の割り当てだと思われます。
◆攻撃の戦術

中央から➓がニア方向に走り、マークを連れていくことでスペースを作っています。
➐は自身のマークの④から距離が取れるように➏の背中側から回り込みます。
④がついて行くためのコースを➑がブロックし、➐はフリーに近い状態で走り込めています。
➐のマークを④がつくには離れすぎてしまったため、⑲が寄せに行きます。
しかし、その短時間で完璧な受け渡しができるわけではないため、④もややニア方向に動いてしまっています。
結果的に➑が中央でフリーの状況を作っています。

また、蹴られたボールは走り込んだ➓・➐に合う軌道で越えていき、中央の➑が合わせ、㉖と入れ替わった➒がゴールを決めました。
◆守備の改善案
改善の余地があるポイントを3つ書いていきます。

1⃣前線に選手を残す
CKは攻撃側に圧倒的に有利です。
そのため、最低でも11人全員が戻って、失点のリスクを下げる必要があると思います。
CKの守備で自陣ゴール前に戻らない意図としてはカウンターでの攻撃がありますが、仮に綺麗にクリアして前線に繋がっても1対2で時間を作りつつボールを保持し、攻めきれる可能性が高いとは思えません。
例えばメッシ選手は前線に残ることで、『数的有利な状況でも失点してしまうかもしれない』と攻撃側が思い、リスク管理の方にも人数を割く可能性があるので、効き目があると思います。
個人的に、世界中でメッシ選手以外そのタイプは思い浮かびません。
2⃣ボール付近での1対2
ショートコーナーで再開された際、1対2の数的不利な状況で攻められてしまいます。
おそらく⑩または⑱が寄せに行くと思うのですが、そうするとニアの守備が手薄になってしまいます。
3⃣中央の同数での守備
中央で完全に同数で守備をしていると、この試合のような2人対2人のスクリーンプレーなどで簡単に剥がされてしまいます。
中央でもマークに付かずにフリーで動けてボールに対してアクションが出来る選手を配置することで失点のリスクは下がると思います。
◆まとめ
守備の問題点の全てを改善しようとすると、とてもじゃないけれど11人では足りません。
しかし、最低でも11人全員が戻っての守備をすることでマシにはなると思います。
相手を分析し、11人でどのリスクを許容し、どのポイントを確実に抑えるかで知ってのリスクは下げていけると思います。
親善試合相手のカナダをどの程度分析しての守備配置だったかは分かりませんが、公式戦ではもっと精度の高い守備が見られることを期待しています。



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