ヴィッセル神戸の武藤選手が決めたヘディングシュートは、ペナルティエリア内での”スクリーン”から生まれたゴールでした。
ボールには触れないながらもアシストと同等の価値があるプレーが見られたのでそのゴールを分析します。
◆試合情報
明治安田J1リーグ 第3節
2023年3月4日(土)
ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸vsガンバ大阪
4-0
◆ゴール動画
◆守備の配置(①∼⑪)

〈守備〉
11人全員がPA内に戻っての守備をしています。
マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。
ゴールエリア内ニアサイドを2人(②,③)がゾーンで守っています。
PA内中央では6人(④∼⑨)がマンマークで守っています。
そして、ペナルティアーク付近後方の守備を⑩、ショートパスへのけん制に⑪をが担当しています。
◆攻撃の配置(➊∼⓫)

〈攻撃〉
6人がPA内に入っての攻撃をしています。
ゴールを決めた武藤選手は➏の位置からスタートしています。
◆攻撃の戦術
シュートシーンではフリーになっている武藤選手ですが、最初は⑨にマークを付かれています。


武藤選手は弧を描く動きでゴールエリア付近に走りこんでいます。
(黄色矢印)
マンマークの選手(⑨)もその動きに合わせてついていきたい(水色矢印)ところですが、その走りたいコースを➑がブロックしています。
いわゆるスクリーンを使った戦略でフリーになっています。
これはハードにマンマークしてくる相手に対して、2人の連携だけで守備を困らせることができる非常に有効な戦術です。



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